2005カナダ・コロンビア氷原山ski。
       (Mtキャスルガード、スノードーム)
              
鳥瞰図
  

                                

コロンビア氷原はカナダのロッキー山脈の標高2,900m付近に15km(名古屋市位)四方に渡って広がる氷原であり、バンフ国立公園とジャスパー国立公園に含まれている。


*。隊長 島津さん(東京スキー山岳会)Driver高橋さん、崎田さん(めっこ山岳会)camera山ごろ。

2005年4月29日ー5月8日

5月1日(晴れ)


観光で有名なコロンビア大氷原(雪上車)=アサバスカ氷河から入山する。
 アイスフィールドビジターセンターにて、入山の手続きをする。国籍、氏名、日程はもちろん、一人一人のザック、ヘルメットの色も記載された。(9:00)
駐車場で身支度をして出発(10:00)
雪の消えた。道路をあるいて11:00に氷河の上に立ち、スキーを履く(重たいザックを背負って、黙々と歩いた(-_-;)
赤線を進んで、ここから、クレバス帯に入る手前で休憩。オレンジ線を進む予定であった。
雪煙があがった。上のアイスホールの崩壊による。雪崩!!
 休憩中に、2度も有り、 3度目の時は、その下を通過する。登山者の姿が見えていた。一瞬して、雪煙に消えて、危やと思ったが、雪煙の消えた、のち、その登山者の姿を見る。ことができて、ヨカッタ(*^^)v(12:00/12:30)
ここを通過するのは危険と判断。予定変更して、下山後、改めてsakatchewan氷河から、入山する事に成った。



アイスホールの崩壊!!を始めて見ました。
音もなく、崩れ落ち、次の瞬間、ドーンと言う音共に、雪煙が舞っていて、遠くから見ても怖かったです(>_<)

戻りは、スキーの自由滑降ほんの少しの喜びヽ(^o^)丿しかし、ザックが重い(-_-;)
アイスフィールドビジターセンターに戻って、登山届けの変更の手続きをして。(13:20)
 
  国道93号をバンフー側へ戻って、国道脇の駐車場に車を置いて14:45、川原を少し歩いて、川に出た、渡渉をする。(靴を履いて渡り切る)
 
森の中の林道を進む、日本の山にいる様であった。小さい峠を越えると、カナディアン的な風景が広がっていた。
残雪を拾いながら、sakatchewan川沿いに進んで、雪が切れた。小石の川原にテン場とする。(16:50)


5月2日(晴れ)


テン場を6時に出発。石ゴロゴロの川原歩き、みんな、25kg以上のザックを背負って、絶えながら、黙々と歩く(-_-;)

 氷河の末端近くへ来て、(赤線の奥に)氷河湖有り、右に大きく回り込んだので、時間を要した。)(-_-;)

撮影=島津氏
8時30分
氷河に立つ\(~o~)/ ここからはスキーでの登行、楽だと思ったが、しかし、氷河は傾斜がなく、景色が変わらない、ロープで繋がっているので+ザックの重みも加わり疲れる。
 テント場にて、バックの白いピークはMtコロンビア

14:20、コロンビア氷原の入り口付近(標高2560m)にテントを張る。(半径10m位を安全を確かめてから、赤旗で印して、テン場としてこの中で、行動する。)
 設営後、今後の作戦を練った。 Saskatchewan氷河へ回ってきた為に、ここから、Mtコロンビアは片道でも15km程有りため、帰国便の事を考えると日程的に厳しくなる。ので、Mtコロンビアは諦めて、Mtキャスルガードとスノードームをそれぞれ、行く事にした。  
         
5月3日(雪のちガスのち晴れ)
  昨日から、降雪で視界も悪い、午後3時くらいなって、晴れて来た。日本では考えられないが、午後10時くらいまでは、明るい、キャスルガード(3040m)は
直線距離で3kmなので、今から出ても、明るいうちの、戻ってくる事が出来る。と言う事で、16:15テントを出る。
 
南に向かって、コロンビア氷原をトラバース、氷原の台地に上がり、キャスルガードを東側を回りこむようにして、岩峰の基部の斜面の下へ出た。(2時間)
昨夜から、3-5cmの降雪で、戻りのPowderな滑降が楽しみヽ(^o^)丿
 ここからは、頂上の岩場の下のカール状をジグザグで登って、小さな岩陰で小休止(ヘルメット、目出帽子等を被り、スキーアイゼンも着けての完全装備。)
頂上へのアタック。30-35度位の斜面を登った。ロープで結ばれているので、ここで、雪崩でも起きたら、と思うと緊張感が高まる。
 頂上の肩に出た。ここから、ロープを外してフリーで、登る事と成った。
高橋さん、鈴木、田崎さん、島津さんの順で、左側は岩場の崖に成っていて、緊張する。スキーアイゼンでガンバって
  
19:50キャスルガードの山頂に立った\(~o~)/ヽ(^o^)丿(*^^)v(T_T)/~~~
頂上から、少し下がって、いよいよ、お楽しみの、キャスルガード大滑降ヽ(^o^)丿
行きに休憩した。岩陰までは、島津さんが偵察で、先に滑った。


岩陰から下は、島津隊長の許可が出たので、フリー滑降と成ったので、高橋さんが、待ちきれんぞ!と、豪快に滑っいって小さくなった。
続く、みんなも、新雪のNo Traceで、気持ち良く滑る。
 
撮影=島津氏                                              撮影=島津氏
台地に近ずくと、傾斜がなくなって、歩くように滑る様に成り、また、視界も悪くなったので、gpsのpointを開きつつ、慎重に進み、テントの見える。
台地の先まで来た。
 撮影=島津氏
ここから下は再び傾斜が出て、視界も良好でったので、テントまで気持ち良く滑る事が出来た。(21:00)
ビデオの調子が悪く、「残念(>_<)」

5月4日(晴れ)
 
 今日は、スノードームへ向かう、昨日は、遅くに戻ってきたので、10:40でゆっくりな、出発で楽々(*^^)v
  
コロンビア氷原を北に向かって、進んだ。傾斜が余りなく、風景も殆ど変わらないので、距離感がなくなる。テントは小さくなっているようなので進んでいる。様。 
やがて、左側の奥に赤い大きな旗が見ていた。「Mtコロンビアの為のハイキャンプの旗標では」と島津さんは言っていた。
 Mtコロンビアはカッコイイがしかし、可也遠くに見えた。大変そうである。
ひたすら、歩く、クライミングサポーターも殆ど使うことなかった。スノードームのお椀の状のピークは見え隠れしては、また、氷原の同じ、風景が続く、雪の砂漠を
歩いているようであった。(適度な温度で有ったので助かった。)
2900m付近で島津さんが、左の奥ににクレパスを発見し、トレース上に赤旗を立てて、進む、3000m付近で風が出てきたので、ジャケットを羽織る。
 

 
その後も、変わりのない斜面を登って、ヤット、スノードーム(3460m)へ着いた。(16:10)達成感よりも、歩かなくても良いと言う、安堵感の方が強かった。
頂上には、水筒が一つ有った。登頂を記する。為の物で、高橋さんが代表して、書いてくれた。
 写真を撮って、お楽しみの滑降ヽ(^o^)丿
 
撮影=島津氏                                                     撮影=島津氏
 
撮影=島津氏                                                       撮影=島津氏
昨日に続き、僅かな積雪が合ったので、フラットな雪面でスキー場のゲレンデ状態(20度以下)に成っていた。
高橋さんが、一気に氷河を滑り込んで行った。続いて、崎田さんが綺麗な滑りを見せてくれた。
 昨年のアメリカのMtベイカーはコンフレークな雪で有ったが、今は、薄いPowder感で山テレ人生最高な快適なヽ(^o^)丿斜面が永遠に続いたので有った。

 


何回も、休んでは、自分たちの、シュプールを見て満足\(~o~)/
テントが見えて来るころに成ると。傾斜も緩くなり、雪の日本の春の雪の感じになっていたが、楽しく、テントへと滑りこんだ。
「今日も完全燃焼!!」ヽ(^o^)丿17:15                      

5月5日(曇りのち晴れ)

 テントを畳んで、saskatchewan氷河の大滑降だヽ(^o^)丿

食料の分軽くなったザックで、遅い朝日を浴びながら、気持ち良く滑る事が出来、7:40には末端の氷河湖に到着。スキーは早いヽ(^o^)丿

しかし、ここからが、地獄の始まり、スキーを付けると、可也の重さで、黙々と、起伏の有る。小石の川原を歩いた。
来た時に、テントを張った地点へは9:35/10:00。この先は、残雪を拾っていたが、しかし、最後は、スキーを抱えて、森の中の峠に来た。疲れた(-_-;)
 ここで、小休止して、ここから先は、林道の滑降。滑り自体は面白くはないが、担いで歩くよりは楽しい、川原の手前まで滑り降りる事が出来た(*^。^*)
川の渡渉の所で、3人の外人?山スキーパーティーとすれ違う、彼らも、mtコロンビアを狙って、アスガバス氷河から、入ろうとしたが、しかし、雪崩の危険が有る為に
私たちと、同じくして、こちらへ、回って来た。

靴を履いて渡渉をし、無事、駐車場へ帰ってくる事が出来た。(11:40)ヽ(^o^)丿
続きは下記の観光2へリンク

観光2


   
05山行記録     
島津さんの記録

 

inserted by FC2 system