2008/2/2(YouTube)更新

2007年ギリシャ・カリムノスClimbingTour
美しい、エーゲ海を望んで、Climbing

*。メンバー くっさん、tmさん、rhさん、tさん、kiさん、山ごろ 

4月30日(晴れ)
     
kiさんと中部国際空港にて、集合、今年の年末年始のオーストラリア・タスマニアCLIMBINGTourの出国の再には、空港周辺の大雪の為、朝発が夕方になり、とんだ、災難であった。
 がしかし、本日は五月晴れの良い天気。バッチリ、定刻時刻の10時05分に出発する。やれやれ(^_^)v
 長く退屈な、飛行機の旅(パリ着15時35分時差−8時間/パリ発18時15分)やっとアテネの空港へ22時30分到着
疲れました(~_~;)
 明日は、朝の5時40分の飛行機に乗るので、空港内でビバークと決めていた。幸い、私たち以外にも、ビバークする。乗客がいた。

5月1日(雨)
   ギリシャは寒いなと思って、外に出たら、雨が降っていた。なとてこった。カリムノスでは、晴れていることを、祈り、搭乗券カウンターへ、ところが、アテネ―コスへの朝の便がストライキで欠航と成っていた。
 kiさんが、サービスカウンターにて、交渉してくれて、午後便でカリムノスへの直航便の航空券を入手してくれて、ヤレヤレ。
 カリムノスでは雨が降っていないことを祈るのみ。
ちょと、頼りない、プロペラの飛行機で、カリムノス島へ飛んだ。
 エーゲ海を渡って、カリムノス島の飛行場へ、しかし、此方も、雨が、降っていた。ガーン(~o~)


多くの乗客は、出迎えの車等で空港を後にして行った。空港には私たちを、含めて、ベアールのザックを持った。ファミリーとが残った。やがて、タクシーが来た。ベアールのザックのファミリーの人が、同乗で行こうと、誘ってくれた。ので
お誘いに乗り、同乗ささて頂く、しかし、私たちは、Masouri町のHOTEL=スタジオ・サキスへ行くのだが、不安になる。大きな、街を過ぎて、小さな町へと入って、タクシーは止まった。ベアールのザックを持った。ファミリーは降りる準備を、私たちは、何処へと。不安になる。ところが、ここがスタジオ・サキスで有った。なんと、ラッキー彼らも同くサキスに宿を取っていたのであった。ラッキー(^_^)v
 受付をした。くっさん達はまだ、HOTELに戻って来ていなかった。

部屋(キッチン、冷蔵庫+シャワー、トイレ+ツインベッド)バルコニー付きでGrandeGrottaを望むことが出来る。
 海の眺めはチョとに入って、ザックを広げて、休憩。
 夜の7時半位まで明るく、8時くらいになり、先発隊のくっさん、tmさん、rhさん、tさん、と合流。

夕食は、くっさんお気に入りの、レストラン「PANOS」にて、ギリシャ料理を食べる。グリーク・サラダ(フェタチーズ(ヤギの乳)とオリーブOILののったもの)はさっぱり味で、Good!(^^)!久びりに、ビールが旨い。
  

 
 お土産件食材の店で、トポを買う、何処の店にでも置いてある。
(岩場に行けば、みんな同じトポ本を持っているので、他人のと間違え防止に、名前を書いて置くのが懸命です。)

5月2日(曇りのち晴れ)
 
  カリムノスの朝は、近くのレストランで、モーニング(ブレックファスト)をのんびりとお茶しなが朝食をして、
HOTELに戻り、歩いてGrandeGrottaの岩場に向う。
 
(レンラルスクーターで二人乗りで岩場に向う(1日new12ユーロ スタジオ・サキスで借りると8ユーロちょ古)これさえあれば、島中を自由に移動出来て、便利。自動車と違い、運転の違和感が少ない。 

町外れの、道路にコンクリート製の柱各岩場有り、(分かりやす。)が目印。
ここから、岩場へと向う。




デカイ、ケーブが迫って来た。

石が、ごろごろとした、山道を10分程登って、柵を開けて(必ず、閉めておくこと、ヤギの逃げ出し防止の為)
 直ぐに、ガラガラと鈴音が、噂の、ヤギのお出まし、此方の様子を見ている。
10分程歩いて、GrandeGrottaのケーブの真下に来た。デっケ〜(~o~)

ビデオでも入りきらない、ここに、来なければ、分かりません。

 取り合えず、ザックを降ろす。ころころと、黒いものが、いっぱいころがっています。これが、噂のヤギの糞である。
カリムノスのベテランのくっさん曰く、慣れるしかないと。
 選んでいては、置くことが出来ないので、少なそうなところへ、ザックを降ろす。
トポと見比べながら、ルートを見る。凄い!(^^)!

 アップに手ごろなうな、「MonahikiElia」6a+25mをマスターでFlash!
(傾斜がきつくなく、握り易いコルネでガバガバと登れた。

エージアリスをTRYしている。くっさん

カリムノスの支点ボルトは日本以上に近い(~o~)、終了点もステンレス製のカラビナでしっかりとしていた。
しかし、ルートは20m以上が主なので、ガバでも、持久力が要求される。
続いて、大岩を越えた。お隣のarea。PANORAMAへここでは、「Carpen Diem」6b16mマスターでOs(^_^)v
 


 tmさんがカリムノスのトポの表紙となっている。看板的ルートの「Trele」6c+40mを登っていった。
 最初は、緩い傾斜を左上して、長く垂れ下がっている。コルネから先は、何処まで登って終了点なのか、見えない。








 私には、縁のないルートと思えた。 
その後、左お隣の、SPARTACUS AREAへ移動する。熱さと、旅の疲れで成果無く、HOTELへと戻る。

SPARTACUS AREA

SPARTACUS AREA

エーゲ海が美しい!(^^)! 

5月3日(晴れ)
 
 今日もレストランでモーニングして、
レンタカーで、美しいエーゲ海の眺めを楽しみながら、ARHIエリアと向った。(HOTELから20分位)

 大きく湾を曲がった所に、数台のスクーターが駐車されていた。向かいに大壁が目の前に迫っていた。
道路の脇に駐車して、岩場へと向った。6〜7分で岩場の取り付きへ到着。(もちろん、ヤギの糞は転がっている) 



一枚壁で、傾斜のきつい物から(9a?)、緩いところ、4cの課題もありで、既に、多くのclimberが取り付いていた。
 早速、TRY、
 
 ・「Thetis」6b18m kiさんがマスター・オンサイト/私もフラッシュ
   *クリップ点が部分的に遠い

 ・「ll Pittore」6b+18m rhさん、kiさん、私、共にフラッシュ
   *6b+に成っているが、此方の方が、素直で登り易かった。
日下部さんたちの登りを見て、
又、美しいエーゲ海を眺めながら、SICATI CAVEへ向う(2006年PETZL CLIMBING TRIPの会場となった所)
 


 未舗装路の道を登り、峠の教会の前を過ぎて、ヘヤーピンカーブの所の柵の前に駐車(車で40-50分)
 




 エーゲ海が美しい!(^^)!を見ながら、 SICATI CAVEへ向う。
 
もちろん、ヤギはいる。

カルスト状の斜面を歩くこと、1時間(石に赤の印の忠実に歩けば、早い)
目の前に、大穴が(@_@。カルスト状の斜面の大崩落で出来た。穴で有った。

SICATI CAVE。その1 

SICATI CAVE。その2(地上に空いた。巨大な穴です。)(@_@。人が判らない位です。

SICATI CAVE3
 大穴への真下に、来た。
 凄い(@_@。凄い!(^^)!(スペクタル映画のロケ地の様だ。)
 正面




上から覗き込むと、凄い(@_@。凄い!(^^)! 側面の壁に小さくclimberの姿が見えた。
 早速、固定ロープを伝わって、大穴の底へと、降り立った。
球場の中に、いる様な感じであった。凄い(@_@。凄い!(^^)!

コルネの欠片も転がっている。ヤギの頭蓋骨も沢山転がっていた。(穴に落ちて、出れなかったのだろう)
 底を歩いて、更に、洞窟のような、所があったので、ざれ場のジグを登って、上部は固定ロープを掴みながら、

洞窟の中へと入った。鍾乳石が数本立っていた。暗くて薄気味悪いの直ぐに、みんながいる。底へ戻る。
私は、ここへ来ただけで、感動。7以上の高グレードで登れるルートがない。

 くっさんが「Lollita」7a25m(赤線)を登ろうと、
 下部は、鬼石のメインの出だしの様に、ガバのどっ被りで、中間部がスラブぽい、所々に、コルネが有るので、体を預けて休めそうだが、25mと長い。更に、継続すれば,SuperLolita8a45m(赤線+青点線)となる。

 絶好調のtmさんが、マスターで登って行った。
ガバの被りで有るが。支点ボルト位置と登るルートが離れていたが、そこは、是好調のtmさん、お見事、マスターオンサイトを決めた!(^^)!(^_^)v
 お次は、私がTRY(一発TRYテーション掛かれば交代、遠い所なので、御付き合いしてくれる方はない)となった。
tmさんの登りを見ているし、ヌンチャクも残置有り、鬼石と思って取り付く、
 プリクリなしで、一本目のクルップにモタツクが、その上がガバ、雄叫びを出しながら登る。球場の様になっているので、響き渡る。(雄叫びclimberの方は是非ともお越し下さい。)
 ガバに体を預けて休むことが出来た。(グラグラした所も有ります。その内に、掛け落ちるかも)
中間部のスラブぽい所はtmさんの登りを見ていたので、クリアー。
 終了点近くのガバでお休み、後、一つクリップで終了点だ。しかし、ここのクルップポイントが遠かった。ここで可也、パワーを使ってしまった。
 カリムノスに来て、初のを登れるかと思うと、緊張感も増す。
最終、アタックに入った。最終クリップを越えて、左上のバンドの先に終了点の鎖も見た。白いチョークの所に手を出したが、カチが耐えれそうも無かった。
戻って、休むことが出来たが、可也、パワーを使ってしまった。 次で、絶対決めなければ、力尽きて、終わりだ。
何が何でも、登ってやると決め手、再び、アタックを掛けた。
 左上のバンドへ来て、白いチョークのカチに手を出した。体を上げて、更に先のカチに手を出した。
先ほどより、小さかったが、掛かりは良い、体を上げたら、終了点へクリップ出来た。
 やったーカリムノス初7(^_^)v!(^^)!更に大きな、雄叫びが、ドームの中に響き渡った。
くっさんに、バッチリとビデオを撮って貰った。HOTELへ帰って見るのが楽しみだ。
 この後、kiさん、くっさんもフラッシュして、みんな登れて良かった。!(^^)!(^_^)v(~o~)(^_^)





足取りも軽く、帰路に着く。
 くっさんお気に入りの、RESTAURANT PANOSでご機嫌の夕食を楽しむ。





 RESTAURANT PANOSからの夕暮れ風景。

2007年ギリシャ・カリムノスClimbingTour2へ続く

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