アメリカ・シアトル・ベイカー山(山テレski)
(標高差1912m+525m)を滑る。
OLYMPIC NATIONAL PARK 周遊DRIVE
2004年4月29日〜5月4日
* 島津好男さん(東京スキー山岳会/スキーアルプニズム)・鈴木 清
4月29日(晴れ)
成田空港にて、島津好男さんと、合流する。ゴールデンウィークの出国ラッシューで混雑する。成田空港を飛び立った。
サンフランシスコを経由して、シアトル空港へ(15時)。預けた、スキー・ザックも無事、来ていてた。
早速、空港内、ハーツレンタカーのカウンターで手続きをした。レンタカーは三菱のエートレックであった。荷物を載せて、キーを入れる。左の方向指示器を確認。後の装置は同じだ。ギャ-をドライブに入れた。「オ〜動く」自動学校に通っていた。ドキドキ。気分だ。練習に駐車場を一回り、右側通行の感覚がなくて何か辺?出口は何処?走る車の後を着いて行ったら、レンタカーの返却場所へ入ってしまった。
ユーターンをして、再び、走る車を見つけて、EXITの看板を見つけて、立体駐車場を出ることが出来た。(今度は自動車学校で初めて、路上に出る気分、手に汗。ドキドキ!)
前を走る車がなく、大きなループを回った。瞬間に。対向車。「オー危ない!」思わず、左にハンドルを切っていた。対向車も左へと、寄って切っていた。助手席の島津さん「右だ!右!」、ハット。気が付き、右に切りなおして、その場を切る抜ける事が出来た。キョロキョロしながら、都市高速道路にDebut。「右だ。右だ」と思いながら、ハンドルを握った。
本線は、流れがあるので車の後を付いて、走れば、良かった。
食料品の買出しに、スーパーを探している、途中に、REIを発見。入口のドアーの取手がピッケルに成っていて、おしゃれ。燃料のガスボンベと地図を買って、REIを出る。(じっくりと店内を見たかったが。先を急ぐので残念。)
国道5号を走って、Baker山に向かった。しかし、途中で、間違えて、99号を走っていた。ナビの島津さんによると、99号でも、行けそうなので、99号で北に向かう。運転もだいぶと慣れてきた。片側4車線の道路もドッテ言う事ない。
シアトルの都市部を過ぎて、郊外へ出た。チョトした。渋滞にはまったが、しかし、運転マナーも良いので、楽々、Drive。日本より快適だ。
スーパーに入って、食料の買出し、日本のスーパーと殆ど同じであった。
国道5号線沿いの今夜の宿=モーテルに車を留めた。(アパートのような感じ、素泊まり55ドル)
4月30日(晴れ)
いよいよ、BAKER山への入山。朝は、モーテルの隣のレストランでモーニングを食べて(リッチに)、SEVENELEVENにより出発。5号をひたすら走って、20号に入っる。
10時になったので、COFFEETIME。ドライブインへ入って、コーヒーとケーキで休憩。優雅な山旅である。
20号を少し走って、BAKERLAKE ROADの看板を見つけて、入っていった。小一時間、走らせると、目の前に、白い山が見えて来た。オーBAKER山も近い。
BAKER山系の山?
BAKERLAKE ROADから、林道に入った。島津さんの名ナビゲーターにより迷う事無くBAKER山の登山口へ到着。
ここには、数台の車が留まっていて、殆どは、スノーモービルを楽しみに来た。人々のようで、車からスノーモービルをエンジンを蹴弾しく音を上げながら降ろしていた。(スノーモービルのエンジンに音。山行中、聞かされること成った。)
支度をして、山に入った。(快晴の天気で気持ちが、フル装備の荷物は厳しい)
緩い林道の登山道を登る。(針葉樹に囲まれていて、銀杏峯を登っている様。)
橋を渡り、針葉樹の中を進む。休憩した。先で、三人の山スキーヤーと出会う、島津さんが話したことによると、今朝、出発して、BAKER山を登って来た。帰りとか言っていた。(標高差2300mを日帰り。なかなかヤルナー)
こちらは、麓をスノーシューで散策に来ていた。女性
樹林帯を抜けると、広い谷間となって、目指す。BAKER山が見えて来た。
1500m地点にて、ベースキャンプを設営。大きな、BAKER山を真正面に見る。
(立山の雷鳥沢に居るみたい。) 夕食はシェフ島津さんのベーコンのキュウリ炒め。GOOD!!
5月1日(晴れ)
昨夜8時ごろまで、スノーモービルの騒音に悩まさせられる。
朝7時。キャンプを出発。谷間の開けたところで、お互いロープを繋ぐ、(互いの歩調を合わせなければ成らないので、歩き辛い)
1800m付近よりクレパスが出てくる。ここのクレパスは、口が小さく見えるが、左の方角には写真の通り、大きな物が確認出来た。(ここのクレパスも、以外に大きいかもしれない、ロープをいっぱいに張りる。)
熱く、傾斜のない、Easton氷河を登りつめて、BAKER山の火口のコル立つ(焼岳の様に、噴煙を上げている。)
Sherman Peakがカッコいい。
コルを左に取って、35度ほどの広い斜面を登る。(ここから先は、ロープを外した。)、一気に登って行く、島津さんには追い着けない
、登り切って、広い雪原へと出た。ヤッター!!BAKER山の頂上かと思ったら、残念。頂上は雪原の先端に、お饅頭のような所が頂上のであった。
左側から数人の山スキーヤーが、頂上に向かって歩いて来ている。アメリカでも、山スキーは盛んの様子。
島津さんは、もう少しで、お饅頭のピークに立とうとしていた。
私も、後に続いて、BAKER山(3287m)の頂上に14時06分に立った。 ここで、神奈川出身の日本人と出会う。
ここは、風が強くて、寒いので、ソソクサと、雪原の下り口へ移動し、ここで、シールを剥がしてEaston氷河へ大滑降へ。
35度の気持ちの良い、斜面を一気に、火口のコルまで滑り降りてくると、日帰りでBAKER山を目指す。ノルウェーから来た。テレマーカーのお二人さん(超軽装、半ズボンに5L位のザック)と出会う。
ここから、第2ステージの始まり、ダダッ広い、氷河を思い切り滑る。(クレバスには注意してね。)
1700m付近まで、滑り降りて来ると、雪も腐来て、スノーモービルで荒らさた。雪面で滑り憎くい。
16時15分にベースキャンプへと戻って来た。(1912m)の滑降を堪能した。
5月2日(夜雨のち曇り小雨)
夜半に、雨が降り出して、急ぎ、フライシートを張り、また、寝る。
朝、テントを出ると、BAKER山はガスの中、入山が昨日で、良かったと思う。テントを撤収して山を下った。
スノーモービルで荒れた。雪面を登山口まで、525mの標高差を滑った。
レンターカーへ戻ってくると、外人のおじさんが、島津さんに何やら、言って来た。何かの、トラブル?
外人のおじさんによると、悪い連中が通行に不便をきたと言うので、警察官を呼んで駐車違反切符(70ドル)を切らさせて、しかも、車に傷も付けて去っていった。と教えてくれた。
納得がいかないが、裁判所に出向く時間もないので、諦めて、山の道具を仕舞って、街へと下った。
郵便局にて、罰金70ドルを払い込む。島津さん。
郵便局内に行方不明の子供掲とお尋ね者の掲示板が有った。
帰国までの2日間を国道101号を走って、OLYMPIC NATIONAL PARKを一回り600km?のDriveを楽しむ。
10年位前に、日本で流行った。クルーズコントローラーが役立った。
MUKILTEO FERRY乗り場 WONDROUS COAST
30分ほどでしたが、船旅を 冬の日本海のように荒れた。海
SOL DUC HOT SPRIINGS QUINAULT RAIN FUREST
(水着でしたが温泉に入れて、幸せ、ここのコテイジに泊まる)。 苔むした。森を散策。しっとりとして、体に優しい
アメリカでの車の運転に自信が付いたと、意気揚揚。
シアトル空港近くの交差点で左側車線にへ入りそうに成り。まだ、まだ、修行が足りないゾ!!
最後にレンタカーを返す再。傷の事を問われるかと、思って、ドキドキで合ったが、燃料と簡単に外回りを見て、「OK!」
ア〜良かった。
帰国の途に。
*。標高が3100m山だったので、、気温が日本の4-5月頃の変わらないと感じた。日本と同じ感覚で山行が出来た。
氷河の処理ので、装備が多くなった。現地でも、軽装備で入っている登山者と私達のように重装備の登山者と両方居 た。
アメリカは交通マナーが大変、良いと感じた。制限速度は所々で良く変わるので注意したい。
機会あれば、特にロスアンゼルス(直行便も多い)の郊外のシエラネバダ山脈は、シアトルのBAKER山と時間を比べれば、2日間は余分に使える。是非とも、みなさん。行きましょう。