ドイツ・フランケンユーラ・Climbing3
Climbing修行。厳しい〜(~o~)ドイツ
メンバー、kさん、山ごろ
2011年8月7日(午前雨後晴れ)
朝から雨であった。天気予報では、後晴れの天気の様子。部屋でごろごろとする。テントでなくて、良かった。後半は、夜、昼と何処かで雨が降っいた。家の為、洗濯物も乾かすことが出来て、体も充分に休む事が出来た。
しかし、ドイツClimbing修行も後半に成りつつあり、5.11台のFL、OSを狙ってきたが、しかし、ポケットとムーブの難しさで、大きな成果が出せないでいた。
昼前から曇りと成って来たので、岩場へ向かった。(13時前)
化石です。
この天気も、Climbingが出来る。エリアのWolfsberger Grotteへ、kさんが課題にしていた。9+のルートのビレー。
こんな天気でも、先行者の男女が居た。
kさんはヌンチャク掛けに行き、一昨日より、状態は良いとの事。
RPを狙う、しかし、先行者の男女のルートとkさんのルートと重なっていて、先行者の男女は粘って、取り付いていた。
待ちに待って、kさんの順番が回って来た。核心もすんなりと越えて、後半も慎重に登って、RP。
おめでとう!!先行者の男女からも、お祝いコールを頂きました。
時間も15時ごろと成り、中途半端と成った。そこで、ロクスノに載っていた。
ポッテンシュタイン(Pottenstein)のバレンシュルフト(Barensclucht)への見学に行くことにした。オーバトルバッハから車で、小1時間程で、到着した。キャンプ場(芝生)を前にして、大壁が有った。
テントからは、1分も掛からない、抜群のアクセスである。
明るく、Climberも多くいた。
被りが凄い、
赤線がフランケンユーラン人気のHerkules9/9-
見た感じは、登りやすそうに見えたが、下部のムーブ、ポケット、長いルート(20m以上)で、難しい様だ。
民宿へ帰ると、この家の猫が、ドアーを開けてくれと要求する。しかし、可愛そうだが、私達は開ける事が出来ない。ご免よ。
ピザを焼き過ぎてしまった。(~_~;)
8月8日(晴れ)
昨日の岩場、ポッテンシュタイン(Pottenstein)のバレンシュルフト(Barensclucht)へ民宿からは30分で到着。
ドイツ | 6+ | 7- | 7 | 7+ | 8- | 8 | 8+ | 9- | 9 | 9+ | |
日本 | 5.10a | 5.10b | 5.10c 5.10d |
5.10d 5.11a |
5.11a 5.11b |
5.11c | 5.11d 5.12a |
5.12b | 5.12c 5.12d |
5.12d 5.13a |
MonisBlackout7出だしからA0、2ピン目のムーブもムズイ、カバであったが、終了点まで気が抜けない。
Kren Zhang 6+FL 2ピンから3ピン目がスローパーでムズイ3ピン目もランナアウト終了点まで気が抜けない。
Kren Zhang 6+のルート、四角枠がClimber、隣のハングがフランケンユーラン人気のHerkules9/9-
kさんがTRYクリップが遠いとか。
海外の岩場は、スパルタン、3歳位の女の子にも、Climbingシューズを履かせて、訓練。
岩場の基部には、乳飲み子を寝かせて、親はClimbingを楽しむ。
キャンプ場の受付側にも、岩場は有る。17時頃、バレンシュルフト(Barensclucht)の岩場を去る。
ポッテンシュタイン(Pottenstein)の街道を少し走る。岩場がいっぱいであった。
高山植物も普通に咲いている
今日の夕食は、ラザニアです。
8月9日(曇り後晴れ後雨)
民宿から遠い。Rothelfelsのエリア(トポには、緯度が入っているので、カーナビで予め、岩場にポイントを打ち込んで出た。)へ向かった。トポには、駐車場から、15分と、此方にしては、遠いアプローチ
駐車場の道路を渡った。向かいの山道を、真っ直ぐに、登り、森の奥に白い壁が現れた。
Rothelfelsのエリアは横に広く、1から10エリアまである。ルート数も約150本。日本の石灰岩の岩場に似てる。傾斜もキツクない、ホールドもガバ、ポケットもガバで登り易い、オーバトルバッハの街から40分位と少し遠いが、日本から来て、体慣らしには、良いかと思う。地元のClimberも多く来ていた。青空天気の下Climbingを楽しめると思った。
Rotte 6+をM.OS3ピンから4ピンがランナアウト、下降60mロープギリギリ(TopOutした眺めが良い)
KeleinerDicker 6+をM.OS Rotte 6+よりは易しい。
其のうちに、天気は怪しくなって来た。
kさんは、10エリアのグレード8のルートを雨で中断。40分後に渾身Climbingでrp。
片付け後に、土砂降りの雨となる。壁の小さな洞穴で、雨宿りしていると、2人のイタリア人が登って来たが、
結局、雨は止まなかったので、登らずに、下山して行った。私達も、小降りになった所で、下山した。
良く、雨が降る。(~_~;)
民宿に帰る。猫が車の音を聞きつけて、玄関ドアーの前に来るが、ご免ね(~_~;)
何時もの、パターンで、残す所、1日と成って来たので、食材が余らぬ様に調整、ピザも半分。
8月10日(曇り後晴れ後曇り)
Ruine Wolfsbergのエリアに入ったが、しかし、湿気ポックて、登らずに、下山。
Climbingショップ「berg auf」 店長のお勧め、エリア Zehnersteinのエリアへ移動した。車で5分。
ここのエリアは、オーバトルバッハの街から10分と近く、判りやすく、アプローチも近い、岩の形状もプラナンの様で、
グレードも6台から9台も有るので、オーバトルバッハに登りに来たなら。第一日目はここが、お勧めです。
多くの地元Climberが来ていました。
道路から、住宅の道を登り、山道へ続く。
登山道から岩場へ、正面に見る。岩塔30mのエリアStirnseiteエリア(赤点線囲い)
青点線がクラック沿いSeifertriss 6+
3ピン目から分かれて、壁中央を登る。赤線Andi 8-のルート
左に回って、西側エリア、高さは30mで、画像より大きく、本ちゃんポイ、グレードも2から6-で
御在所岳藤内壁中尾根的、雰囲気。
岩塔30mのエリアStirnseiteエリアのSeifertriss 6+をFL。クラッシックなクラックルート。
Seifertriss 6+3ピン目から分かれて、壁中央を登る。Andi 8-のルートを2撃でRP。
今回の最高グレード「ウ〜。」(~_~;)
中間部のハング越えが核心、足ブラでガバを取る。終了点までは、スメアー、フェースと粘りで登る。
最後の晩餐。冷蔵庫の食材を使い切る。ソーセージの煮え汁とチキンスープを混ぜ、ヌードルを加えたスープ。
8月11日(曇り)
夜明け前、5時20分、8日間お世話に成った。民宿を出る。
道中で日の出を迎えた。高速アウトバーンでは、工事規制で2m2車線の箇所が数箇所有りで、ヒャヒャしました。
9時05分、事故も無く、フランクフルト空港へ到着できました。やれやれです。しかし、ここの、ハーツレンタカーの車両検査は
厳しく、2人で車の隅々、下までチェックしていました。チョトした傷が有り、ペナルティーを取られたかと思いましたが
幸い、取られていなくて良かったです。(^_^)v
*。今回のClimbingツアーはkさんには、大変お世話に成りました。運転を殆ど行なって頂き、又、現地での宿泊等の
交渉もいて頂きまして、有難う御座いました。
Climbingの内容は、厳しいものでした。タイ・プラナン、ギリシャ・カリムノス、中国・陽朔では、11台のRP、FL、OS
を量産出来ていましたが、しかし、今回は5.10台で何とか、5.11に成ると、全くClimbingに成らない、場面が有りました。
日本でも色々なルートを登りたいと思います。
フランケンユーラ、沢山のルートが有り、今回購入した。Band2のトポでも、500ページも有り、Band1も同じページ数が有 りで、常に新しいルートが出来ています。
最初のハンガーボルトは、情報で、遠いと聞いていたが、その通りでした。又、終了点は、架け替えが多く、稀に、豚の 尻尾の様なリングがありました。何所も、1本ボルトでした。
エリアは森の中が多く、道路から、距離的には近いのですが、判りずらいので、トポを日本で購入して、地図等で下調 べをした方が良いかともいます。
移動はレンタカーが絶対と思います。
カーナビは有効な武器と成りました。空港、岩場、観光地への移動が大変便利です。
ドイツでガーミンの安いカーナビが110ユーロで販売していましたので、多分、英語は入っているかと思います。
夏は、雨が多いような気がします。テントでは、体も洗濯物乾かないと思います。宿の宿泊を勧めます。
車の飛ばし屋さんには、最高です。街の郊外の普通の道路で制限速度は、70kmから100kmでした。街の出入り口付 近は50kmで街の中は30、40kmです。トンネルが少ないので、峠越え。国道303号の様な道路が沢山有りました。峠 を攻めるのも面白いです。レンタカーをグレードup(1200ccでは非力)した方が楽しめます。
普通道路ですので、自転車、歩行者、も居ますので。交通事故には気をつけてください。
費用(一人)(1ユーロ115円)航空券169700円+レンタカー33000円+ホテル5600円+民宿9200円+ガソリン10000円 +食費10000円=約237500円
+その他(土産3800円、トポ3000円)
2011年山行記録
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